「増毛をやめたいけれど、急に薄く見えないか不安」 「メンテナンスに通い続けるのが面倒」 「人工毛を徐々に減らすことはできるのか」
先に結論をお伝えします。結毛式増毛は、次に付ける人工毛を減らす・残っている 人工毛を外す・新しい人工毛の追加を止める、の3つの方法でやめられます。
急に見た目を変えたくない場合は、人工毛の追加本数を少しずつ減らしながら 髪型を整えていく方法が現実的です。一方、単にメンテナンスに行かなくなると、 伸びた結び目や人工毛がまだらに残ることがあります。
ここで先に整理しておきます。人工毛を外す・追加を止めるのは「施術上の話」、 契約を終了するのは「契約上の話」で、この2つは別です。 人工毛を外しても、 契約が自動的に終了するとは限りません。
この記事では、増毛をやめると人工毛がどうなるか、見た目を崩しにくいやめ方、 契約や費用面の選択肢を整理します。契約の解約手続きについては別の記事で 整理しています。
増毛をやめると、人工毛はどうなる?
この章のポイント
- 結毛式の人工毛は自毛に結んでいるため、自毛が抜ければ人工毛も一緒に落ちる。
- 新しい人工毛を付けなければ、自毛の抜け替わりに伴って徐々に減る。期間は一律ではなく、急にゼロにはならない。
- 問題になりやすいのは、完全になくなるまでの間に結び目が浮いたり、本数がまだらになること。
結毛式増毛は、自毛1本に人工毛を結び付ける方式です。自毛は1か月に約1cm伸びるため、 結び目は時間とともに頭皮から離れていきます。さらに、自毛が自然に抜け替わる タイミングで、結んでいた人工毛も一緒に落ちます。
つまり、新しい人工毛を付けなければ、既存の人工毛は時間とともに減ります。 「外す手術」のようなものが必要なわけではありません。
ただし、人工毛が減る速さは、付けている本数、自毛が伸びる速さ、自毛の 抜け替わりのペース、増毛の方式によって異なります。短期間ですべてなくなる わけではなく、結び目が浮いた状態やまだらに残った状態が続く期間があります。 これが「急にやめられない」と感じる原因です。
やめ方の3つの選択肢
この章のポイント
- 段階的に減らす: 追加本数を少しずつ減らし、髪型を整えながら移行する。
- サロンで外す: 残っている人工毛をサロンで外してもらう。アデランスは無料と明記。
- 追加を止める: 何もしなければ自毛の抜け替わりで減る。ただし途中で不自然になりやすい。
| 方法 | 見た目 | 費用 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 段階的に追加本数を減らす | 急な変化を抑えやすい | 移行中の調整費がかかる | 周囲に気付かれずやめたい |
| サロンで人工毛を外す | 一度に自毛の状態へ戻る | 会社・商品による | すぐにやめたい |
| 新しい人工毛の追加を止める | 徐々に減るが、途中で不自然になりやすい | 新規の取付費は減る | 時間をかけて自然に減らしたい |
段階的に追加本数を減らす
メンテナンスに通いながら、新しい人工毛の追加本数を徐々に減らしていく方法です。 同時に髪型を短めに整えたり、分け目を変えたりすることで、ボリュームの変化を 目立ちにくくできます。
最も見た目を整えやすい方法ですが、減らしている間もメンテナンスの費用はかかります。
サロンで人工毛を外す
残っている人工毛をサロンで外してもらう方法です。
アデランスは「取り付けた増毛部材をとる場合は無料」と公式に明記しています1。 アートネイチャー・スヴェンソンの除去対応については、公式サイトに料金の記載が ありません。
新しい人工毛の追加を止める
メンテナンスに行かず、新しい人工毛の追加を止める方法です。自毛の抜け替わりに 伴って人工毛は徐々に減りますが、結び目が浮いた状態や、人工毛がまだらに残った 状態が続く期間があります。費用はかかりませんが、見た目が最も崩れやすい方法です。
人工毛を外すことと、契約を解約することは別の話です。施術をやめても、 契約が自動的に終了するとは限りません。契約の解約手続き・クーリング・オフに ついてはこちらで整理しています。
やめた後の見た目はどうなる?
この章のポイント
- 増毛をやめる行為そのもので自毛が急に減るわけではない。ただし負担の感じ方は方式・自毛の状態による。
- 増毛後の見た目に慣れているため、減らした直後はギャップを感じやすい。
- 人工毛を減らしながら髪型を整えると、見た目の差を抑えられる。
人工毛を減らすと、増毛で隠れていた自毛の状態が再び見えるようになります。 増毛によるボリュームに見慣れているため、人工毛を減らした直後は、実際の本数差 以上に薄く感じることがあります。
増毛をやめる行為そのものによって、自毛が急に減るわけではありません。ただし、装着方式や 自毛の状態によって負担の感じ方は異なります。また、増毛を利用していた期間に加齢やその他の 原因で自毛の密度が変化していれば、始める前とまったく同じ見た目になるとは限りません。

※ 画像は説明用の生成イメージです。実際の見た目や変化の期間は、自毛の状態・装着本数・増毛方式によって異なります。
やめる際は、人工毛を減らすだけでなく、髪を短めにする、分け目を変える、 トップに高さを出す、地肌が目立ちにくい髪型へ変えるといった調整を同時に 行うと、見た目の差を抑えやすくなります。
やめたい理由によって選択肢は変わる
この章のポイント
- 費用が負担なら、本数を減らすだけで改善する場合がある。
- 今の会社への不満なら、増毛自体をやめず他社へ移る選択肢もある。
- 自毛の減少が気になる場合は、医師に相談する方法がある。
| やめたい理由 | 現実的な選択肢 |
|---|---|
| 費用が負担 | 追加本数を減らす / 都度払い型へ移る / 段階的にやめる |
| 通うのが面倒 | 新規追加を止める / 別方式へ移る / 人工毛を外す |
| 今の会社に不満 | 他社の料金・体験を比較する |
| 自毛が減ってきた | 追加契約前に自毛の状態を医師に相談する |
| 追加契約を勧められている | その場で契約せず、現在の契約内容を確認する |
| 解約でもめている | 解約記事で手続きを確認し、消費者ホットライン188に相談する |
費用が負担なとき
アートネイチャーとアデランスの初回プランは1年間限定で、初回プラン終了後の 通常価格は公開されていません23。2年目以降の費用を事前に見通しにくいことが、 負担に感じる原因のひとつです。
現在の本数を減らすだけで月額が下がる場合もあります。やめる前に、本数を減らした 場合の費用をサロンに確認してみましょう。
費用の全体像を知りたい方はこちら。
通うのが面倒なとき
結毛式増毛は月1〜2回のメンテナンスが必要です。通えなくなると結び目が浮き、 見た目が崩れます。
メンテナンス頻度を減らしたい場合は、月額制ではなく都度購入型のスヴェンソン (マイヘアプラス)のように、自分のペースで通える方式もあります4。 通うこと自体がつらい場合は、段階的にやめる方法が現実的です。
自毛が減ってきたとき
増毛は自毛に人工毛を結ぶ仕組みです。結ぶ自毛が減ると、増毛自体が 難しくなることがあります。
自毛の減少が気になる場合は、薄毛の原因が治療の対象になるかを医師に相談する 方法があります。増毛とは別に、自毛の状態を確認しておくことで、今後の選択肢が はっきりします。
薄毛の原因を医師に相談する 自毛が減っている原因や、治療の対象になるかをオンラインで相談できます。 増毛を続けるか・やめるかの判断材料にもなります。
追加契約を勧められているとき
国民生活センターには、かつらの無料アフターケアで店舗に通ううちに、行くたびに シャンプーや増毛サービスを勧められ、断りにくい状況で契約を重ねた結果、 総額約300万円になったという相談が寄せられています。5
必要性を感じない追加契約は、その場で決める必要はありません。断りにくい状況や 契約上の問題がある場合は、消費者ホットライン188に相談できます。
増毛を続ける会社だけ変えたい場合
この章のポイント
- 増毛そのものをやめたいのではなく、費用や対応に不満がある場合は、他社へ移る選択肢がある。
- 現在の契約・残っている毛材と、次の会社の条件を分けて確認する。
増毛自体は続けたいが、今の会社の費用や対応に不満がある場合は、別の会社へ 移ることもできます。
乗り換える際は、現在付いている人工毛をどうするか、残っている契約や毛材が あるか、次の会社が同じ方式に対応しているか、月額制と都度払いのどちらが合うかを 分けて考えます。
各社の料金はこちらで比較しています。
他社の仕上がりや料金を確認したい場合は、契約を前提にせず体験だけ利用することも できます。

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